タイトル

弥栄平(1) 野脇(1) 吉田 法光寺 駒木(2) 樽沢村元(3)

野脇(1)遺跡


2025年06月30日

 楕円形をした土坑から、土器が興味深い状況で出土しました。意図的に倒して置いたと思われる深鉢形土器の上から、入れ子状となった鉢形土器と浅鉢形土器が出土しました。お墓の副葬品だったかもしれません。
見つかった土器1
見つかった土器2
見つかった土器3
土器出土状況

2025年06月05日

 弘前市大字中崎に位置している野脇(1)遺跡の調査が5月8日から始まりました。
 野脇(1)遺跡は1991年、今から34年前に当センターで調査を行っており、縄文時代晩期の土器や石器、中世から近世にかけての陶磁器や遺構が数多く発見されました。特に、江戸時代の陶磁器は出土量やその種類において特筆される成果が上がっています。
 今回の調査区は、前回の調査区から150kmほど北に離れていますが、これまでに縄文時代晩期の遺構が見つかっています。
 今後調査は徐々に前回の調査区へと近づいていく予定です。縄文時代の遺構がどこから発見されるのか楽しみにしています。
野脇(1)遺跡から岩木山をのぞむ
野脇(1)遺跡から岩木山をのぞむ

土器出土状況
土器出土状況

見つかった土器1
見つかった土器2
見つかった土器