弥栄平(1) 野脇(1) 吉田 法光寺 駒木(2) 樽沢村元(3)
弥栄平(1)遺跡
2025年07月01日
調査を進めていくと、石囲炉が出土しました。縄文時代の竪穴建物跡に付属する炉跡で、河原石を円形に並べてつくっています。 この時期の石囲炉は建物跡の中心付近に設置されることが多く、縄文人がここで火をたいて、明かりや暖をとったり、料理をつくったりしていたことが想像されます。
石囲炉出土状況
2025年06月12日
調査区西部で、多くの遺物が出土しています。 写真のように、一つの土器がそのままつぶれたような状態のものや、意図的に埋めたと考えられるものも発見されています。今後も、縄文人の活動の一端を明らかにする、さまざまな発見が期待されます。
遺物出土状況
2025年05月08日
六ヶ所村大字尾駮字表舘にある弥栄平(1)遺跡で、5月8日から発掘調査が始まりました。 すがすがしい晴天のもと、遺構の確認作業などを開始しました。弥栄平(1)遺跡では、これまでに縄文時代後期初頭(約4,000年前)頃の人骨入りの甕棺が発見されており、今回の調査でも新たな発見が期待されます。
作業風景