2022年6月30日
6月30日で戸来館遺跡の調査は終了しました。調査区を南北に縦断する堀は両端で東に屈曲することがわかりました。台地の縁辺部を囲んで区画していたものと思われます。時期は遺物が少なくはっきりしませんが、平安時代の可能性があり、この地に当時の環濠集落が存在した可能性が浮上しました。
調査区北部の屈曲部
2022年6月10日
調査区を南北に縦断する堀跡は調査区中央部付近で屈曲することがわかりました。底面からは土師器や鉄滓が出土しています。
2022年6月6日
新たに、平場で堀跡が見つかりました。
調査を進めていくと、幅4m、深さ2mほどであることが分かりました。薬研堀(やげんぼり)と呼ばれる堀で、断面の形がV字状となっているのが特徴です。
2022年5月17日
今年度の発掘調査を開始しました。(令和元年度にも発掘調査を行っています。)
重機で表土を剥いだ後、人力で掘り下げを行っています。
調査区の端で堀跡が確認されました。前回の調査で確認した堀跡の続きです。