1. センターの「整理室」を見学
出土品の図化や原稿執筆などがどのように行われているのか、普段は見られないセンターの「舞台裏」を見学しました。
イベント
7月25日に「夏休みに考古学者になろう!ー研究体験ー」を開催いたしました。考古体験の一日を写真と共に振り返ります。
1. センターの「整理室」を見学
出土品の図化や原稿執筆などがどのように行われているのか、普段は見られないセンターの「舞台裏」を見学しました。
2. 夏休みに考古学者になろう!の会場
参加者は4つの班に分かれて土器の接合や拓本図の作成、断面図の実測など、本物の考古学者さながらの作業に挑戦しました。
3. 拓本図と断面図の作成に用いた道具
体験で使用した「考古学の七つ道具」。左側は模様を写し取る墨やタンポなどの道具、右側は土器の正確な形と厚みを測るためのディバイダーやキャリパー、マコなど。道具は実は、まだまだあります。
4. 接合体験
あんなにバラバラだった土器の破片が、みんなの手でみるみるうちに元の姿へ!感動!立体パズルで歴史がよみがえるようです。
5. 拓本図のとり方の説明
職人技を学ぶ、真剣な眼差し。説明では皆さん一言も聞き漏らさないよう、真剣な表情で説明に聞き入っていました。
6. 拓本体験
土器片に紙を重ね、水でそっと濡らします。絶妙な乾き具合を見計らって、墨を含ませたタンポでトントン叩くと、、、、美しい文様が浮かび上がってきました!
7. 断面実測体験
特殊な道具「マコ」を使って土器のカーブを正確に写し取ります。さらにディバイダーやキャリパーを駆使して、ミリ単位の厚みを測っていきました。これは職人技!
8. 土器の移り変わり(型式変化)の説明
縄文時代の草創期から晩期まで、数千年にわたるデザインの変化を学びました。時代ごとに移り変わる文様や形の変化に皆さん興味津々。縄文デザインの変化は時の流れそのもの。
9. 自分が図化した土器の時期推定
これはいったいいつのモノ?自分の目と手触りでタイムトラベル!文様の特徴、厚み、焼き具合をヒントに、完全形の土器と見比べながら「いつの時期の縄文土器か」を推理しました。
10. 考古学関係の書籍の展示
会場には、発掘調査報告書から専門の論文集、初心者向けの概説書、展示図録、辞典にいたるまで、考古学に関する多種多様な本がずらりと展示されました。
ちなみに、下にある漫画本は、拓本を平らにプレスするための「道具」です!
今回の体験をきっかけに遺跡や発掘や考古学に興味をもって、将来、遺跡や発掘の仕事に携わる方が出てきたら大変うれしいです。ご参加いただいたみなさん、お疲れさまでした。