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イベント


生涯学習フェア2023

 令和5年10月7日(土)に、青森県総合社会教育センターで開催された生涯学習フェア2023に出展しました。生涯学習フェアはコロナ禍のため2019年以来、4年ぶりの開催となり、当日は多くの来場者で賑わいました。
 当センターでは「青森の大昔を感じてみよう」と題して、縄文土器の乾拓体験、接合体験など体験メニューを中心にプログラムを組みました。幼稚園ぐらいのお子さんから高齢の方まで、138名に御参加いただき、まさに「生涯学習」だなと感じました。
 普段は触れることができない土器に触れながら、皆さん楽しそうにしていらっしゃったのが印象的でした。

開会の挨拶

縄文魚釣り体験

遺跡から見つかった魚種をパネルにしてあります。

磁石を使って釣り上げます。全部つり上げる強者も!

米山(2)遺跡の概要説明

土器と一緒にはいチーズ
 本物の土器を持って写真を撮ります。

「落としちゃいけない」と遠慮する保護者もいらっしゃいましたが、子供は誰も落としませんでしたから大丈夫です!次の機会には是非どうぞ!
発掘の様子1

土器乾拓体験

遺跡から見つかった縄文土器の模様を色鉛筆で紙に

写し取ります。

発掘の様子2

きれいに写し取れました。お見事!

撮影の様子1

 

こんな感じにできます。

撮影の様子2

土器接合体験

遺跡からみつかった本物の土器をテープを使って

くっつけます。(私たちの仕事ではテープは

仮止めで、最終的にはセメダインで固定します。)

「こんなの簡単でしょ!」→「あれ、どうくっつくの」→「えーわかんない!」→「もうやだー!」→「あ、くっついた」→「やった!」

…と思ったかどうかわかりませんが、うれしそうですね。

遺物見学

 上手にできました!!

写真発表

縄文原体復元体験
縄文土器の模様をつける道具を復元する体験です。

あらかじめ復元したものでどんな模様がつくのか

当センター職員が実演しています。これをきっかけに

深い話に展開していく方もいらっしゃいました。

実際に作ってみる方が少なかったのはここだけの話。
え、「縄文原体復元体験」というより「縄文よもやま話」じゃないかって!?


皆さんに何かを感じていいただければそれもウェルカム、まったく問題なしです!

 御参加いただいた皆さん、ありがとうございました。今後はこの経験を元に、より多くの皆さんに興味を

持っていただけるようプログラムを改良して行きたいと思います。

最後になりましたが、出展の機会をいただきました青森県総合社会教育センター・指定管理者 学び・生かすあおもりグループには感謝申し上げます。